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医療コラム

【徹底解説】歯ブラシの選び方と正しい磨き方|久留米・西鉄久留米駅横の歯医者|やまだ歯科クリニック

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【徹底解説】歯ブラシの選び方と正しい磨き方

「歯が痛い…」「歯ぐきが腫れている…」と感じたときには、すでにむし歯や歯周病が進行しているかもしれません。最悪の場合、抜歯かも…

そんなリスクを防ぐためには、毎日のセルフケアと定期的な検診がとても重要です!

 

こんにちは、やまだ歯科クリニックです ♪

みなさん、正しいセルフケアができていますか? 今回は、むし歯・歯周病予防に効果的な歯ブラシの選び方と正しい磨き方についてそれぞれご紹介します!

 

【歯ブラシの持ち方】

ペンを持つように軽く握り、力を入れすぎないように。優しく磨くことが大切です。

 

【磨くタイミング】

1回のブラッシングは最低2〜3分、5分くらいを目安に磨きましょう。長ければ良いということではなく、磨きすぎは同じ部分を何度もみがいて歯ぐきを傷つけたり、歯ブラシが傷んだりする原因になります。

また、歯磨きは食後と就寝前に1日2回以上しましょう!特に寝ている間はお口の中の菌が繁殖しやすいので、就寝前は丁寧に磨きましょう。起床後はうがいをしてから食事をするのがおすすめです。

 

【歯ブラシの選び方】

むし歯と歯周病は原因や進行の仕方が異なるため、予防に適した歯ブラシも違います。それぞれの目的に合った歯ブラシを使い分けることで、より効果的にお口の健康を守ることができます。

◆ むし歯予防 ◆

◎ おすすめ歯ブラシ ⇨  『細かい部分の磨きやすさ』がポイント

むし歯は、歯の表面や溝(咬合面)、歯と歯の間にプラークがたまることで発生します。そのため細かい部分までしっかり磨ける歯ブラシを選びましょう!

✔️ ヘッドは小さめ:奥歯や細かい部分まで届きやすいコンパクトサイズがおすすめですが、ヘッドの大きさはお口の大きさに合わせて変えてもOK

毛先はストレートカット:均等に歯面に当たりやすく、磨き残しを減らします。

毛の硬さはふつう〜やや硬め:歯の表面に付着した汚れやプラークを効率よく除去できます。

◎ おすすめの磨き方 ⇨    スクラビング法毛先を歯にしっかり当てて小刻みに磨く

 

◆ 歯周病予防 ◆

◎ おすすめ歯ブラシ ⇨    『歯周ポケットのケア』がポイント

歯周病は、歯と歯ぐきの境目歯周ポケットにたまったプラーク・歯石が原因で進行します。歯ぐきに優しく、ポケット内の汚れも取り除ける歯ブラシが効果的です。

ヘッドは小さめ or 超コンパクト:細かい部分や歯ぐきの境目にもフィット。

毛先は細め(テーパード毛):歯周ポケットに優しく入り込み、汚れをかき出します。

毛の硬さはやわらかめ〜ふつう:歯ぐきを傷つけず、マッサージ効果も期待できます。

◎ おすすめの磨き方 ⇨    バス法歯と歯ぐきの境目に45度の角度でブラシを当て、小刻みに優しく磨く。

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むし歯予防 : 歯の表面や細かい部分をしっかり磨けるブラシ

歯周病予防 : 歯ぐきのケアや歯周ポケットの汚れをやさしく取り除けるブラシ

 

それぞれの特徴に合わせた歯ブラシを選び、正しいブラッシングを心がけることで、むし歯も歯周病も効果的に予防できます!

さらに、デンタルフロスや歯間ブラシ、タフトブラシを取り入れることで、よりお口の健康を守ることができます。

歯と歯の間や歯ぐきの境目は、むし歯や歯周病のリスクが高い場所です。歯ブラシだけでは60%ほどしか汚れを落としきれません。

 

【デンタルフロス】

歯と歯の隙間が狭い方におすすめ、歯ぐきの炎症や出血の予防に効果的です。

◆ 種類 ◆

✔️ ホルダータイプ:持ち手が付いていて初心者でも使いやすいです。Y字タイプは奥歯に、I字タイプは前歯に通しやすい形になっています。

✔️ ロールタイプ:糸を好きな長さにカットして使います。細かくフィットするためしっかり汚れが取れます。コスパも良く、常に清潔な部分を使えるため慣れた方にはロールタイプがおすすめです。

◆ 使い方 ◆

 歯と歯の間にノコギリを引くように前後に動かしてゆっくり入れて、歯の側面に沿わせます。

② 歯と歯の間だけではなく、歯ぐきの下までケアしましょう。歯ぐきの下まで2〜3mmほどやさしくフロスを通すことで、プラークをしっかり除去します。

 

【歯間ブラシ】

歯と歯の隙間が広い方だけでなく、ブリッジやインプラント、矯正装置を使用している方におすすめです。

◆ 種類 ◆

✔️  I字型:前歯向き

✔️ L字型:奥歯にも使いやすい

また、隙間の広さに合わせてサイズが選ぶ必要があります(4S、3S、SS、S、M、Lサイズ)。隙間に対して歯間ブラシが大きすぎると入らない、または歯ぐきを傷つけてしまうので小さめのサイズから試してみることをおすすめします。

 

【タフトブラシ】

細かい部分や隙間をピンポイントで磨くときにおすすめ

歯並びが悪い部分

親知らず周り

矯正器具・インプラント周り

歯と歯ぐきの境目

 

 

さらに、定期的な歯科検診プロのクリーニングを組み合わせることで、お口の健康をしっかり守りましょう!3〜6ヶ月に一度の定期検診で、歯や歯ぐきの状態をチェックすることが大切です。

当院では、歯科衛生士によるクリーニングで歯石やプラークを徹底的に除去し、歯科医師が歯周病の進行と新たなむし歯ができていないかチェックを行います。

 

結論

正しいブラッシングとデンタルフロスの活用、そして定期的な歯科検診が、むし歯・歯周病の予防には欠かせません!

お口の健康が気になる方は、ぜひお気軽に当院にご相談ください!大切な歯を守っていきましょう♪

今回も最後まで読んでいたあきありがとうございました!

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