【矯正】最新のマウスピース矯正 clearcorrect
- 2023年11月17日
- マウスピース矯正
近年、さまざまな種類のマウスピース矯正が誕生しています。
その中でも注目されているのが、アメリカではインビザラインに次いでシェアを誇るClearcorrect (クリアコレクト)です。
臨床の現場から生まれ、アメリカのDr.が2006年に開発しました。その後、2017年にインプラント老舗メーカーのストローマン社の一員となり世界規模に拡大されてきたシステムです。
クリアコレクトはオーダーメイドの透明なマウスピース(クリアアライナー)型矯正装置を約1〜2週間ごとに交換することで、段階的にきれいな歯並びへ導く治療法です。
いま、従来のワイヤーとブラケットを用いた矯正装置よりもクリアアライナーを選ぶ方が増えてきています。
その理由は、以下の3つの大きな特徴です。
1、目立たない
透明のマウスピースは装着しても外見上ほとんどわかりません
2、取り外し可能で快適
普段通りの食事や歯磨きなどのセルフケアができます
3、ダメージレス
従来のワイヤー矯正の装置のように口腔内を傷つけることがありません
また、歯科医師にクリアコレクトを選ばれる理由は、主に3つあげられます。
1、クリアアライナーの形態
歯と歯ぐきの境目から2mm長くカットされたストレートなトリムラインは他のアライナーと比べて優れた保持性があります。
そのため、他のマウスピース矯正よりもエンゲージャー(歯をしっかり動かすための圧力がかかるように歯につける突起物)を少なくすることが可能です。エンゲージャーが少ない分、クリアアライナーがしっかりフィットし見た目も綺麗です。
2、クリアアライナーの素材
「ClearQuartz™(クリアクウォーツ)」と呼ばれる素材を使用しています。
この素材は3層構造で、優れた耐久性としなやかさを持ちあわせています。とくに中間層のエラスティック素材は弾力性があり、それにより歯を回転させる動きや前後させる動きを向上させ、効果的な矯正を行うことができます。
また、透明度があり着色もつきにくい素材となっています。
3、対象症例の幅広さ
これらクリアアライナーの特長により、さまざまな症例に対応しています。
交叉咬合:上下の歯が交互になる噛み合わせ
切端咬合:上下の前歯の先端がちょうどぶつかる噛み合わせ
過蓋咬合:上の歯がしたのはを覆い隠す噛み合わせ
上顎前突:歯が突出している状態、出っ歯とも言われる
正中線のずれ:歯並びがずれて上下の正中が合わない状態
叢生:がたがたの歯並び
空隙歯列:歯と歯の間に隙間がある状態
開咬:上下の歯が噛み合わない状態
まずは歯並びを3Dスキャンしマウスピース矯正が可能かどうかを診断いたします。
難しい症例の場合、当院ではワイヤーでの矯正も行っておりますので皆様に最適な治療をご提案致します。
歯並びや噛み合わせ、または歯の色や審美面でもお悩みの方はまずはご相談からお越しくださいませ。
ブログを読んでいただきありがとうございました!