マウスピース矯正
マウスピース矯正
近年、さまざまな種類のマウスピース矯正が誕生しています。
その中でも注目されているのが、アメリカではインビザラインに次いでシェアを誇るClearcorrect (クリアコレクト)です。
臨床の現場から生まれ、アメリカのDr.が2006年に開発しました。その後、2017年にインプラント老舗メーカーのストローマン社の一員となり世界規模に拡大されてきたシステムです。
クリアコレクトはオーダーメイドの透明なマウスピース(クリアアライナー)型矯正装置を約1〜2週間ごとに交換することで、段階的にきれいな歯並びへ導く治療法です。
いま、従来のワイヤーとブラケットを用いた矯正装置よりもクリアアライナーを選ぶ方が増えてきています。
透明のマウスピースは装着しても外見上ほとんどわかりません
普段通りの食事や歯磨きなどのセルフケアができます
従来のワイヤー矯正の装置のように口腔内を傷つけることがありません
歯と歯ぐきの境目から2mm長くカットされたストレートなトリムラインは他のアライナーと比べて優れた保持性があります。
そのため、他のマウスピース矯正よりもエンゲージャー(歯をしっかり動かすための圧力がかかるように歯につける突起物)を少なくすることが可能です。
エンゲージャーが少ない分、クリアアライナーがしっかりフィットし見た目も綺麗です。
「ClearQuartz™(クリアクウォーツ)」と呼ばれる素材を使用しています。
この素材は3層構造で、優れた耐久性としなやかさを持ちあわせています。とくに中間層のエラスティック素材は弾力性があり、それにより歯を回転させる動きや前後させる動きを向上させ、効果的な矯正を行うことができます。
また、透明度があり着色もつきにくい素材となっています。
これらクリアアライナーの特長により、さまざまな症例に対応しています。
交叉咬合
上下の歯が交互になる噛み合わせ
切端咬合
上下の前歯の先端がちょうどぶつかる噛み合わせ
過蓋咬合
上の歯がしたのはを覆い隠す噛み合わせ
上顎前突
歯が突出している状態、出っ歯とも言われる
正中線のずれ
歯並びがずれて上下の正中が合わない状態
叢生
がたがたの歯並び
空隙歯列
歯と歯の間に隙間がある状態
開咬
上下の歯が噛み合わない状態
マウスピース治療が可能かどうか、治療費用やお支払い方法などに気になる点についてご相談いただきながらカウンセリングを行います。
レントゲン撮影やデジタルスキャンなど精密検査を行います。
デジタルスキャンで読み込んだ歯並びのデータを元にカスタマイズされた3D画像が作成されます。
作成された3Dシミュレーションを元に治療内容の確認をします。治療期間や歯の動きの変化を見ることができます。
シミュレーションは患者様のスマホやタブレットでも見ることができます。
金額や治療金額などを元に十分にご検討いただき、プランを決定しスタートします。
その場合は注意点や同意書、お支払いの詳細などもご確認いただきます。
マウスピース装着方法やお手入れ方法について説明します。また、エンゲージャー(※1) のセットや
IPR(※2)を行う場合があります。
(※1) 歯の表面につける白い突起物の装置です。
マウスピースとセットでつけることで歯をしっかり固定し歯を動かすための力がかかるように補助的な役割をします。
(※2) InterProximal Reduction の略で、歯と歯の間を薄く削る処置のことです。
それによりスペースができ、歯並びや噛み合わせを矯正していきます。
経過観察のため定期的に通院していただきます。2〜3ヶ月に1回のペースです。
歯磨きや食事以外は毎日22時間以上マウスピースを装着します。
歯の後戻り防止のための装置「リテーナー」を一定期間装着します。
治療の後、マウスピースの装着をやめると歯が元の位置に戻ろうとする、後戻りが起こるので必ず保定装置をつけましょう。
矯正期間と同じくらい、またはそれ以上になります。
見た目は矯正時のものと変わりませんが、やや硬めのものになります。
家にいる時や睡眠時に装着していただきます。
歯並びや噛み合わせでお悩みの方は、まずは無料相談からお気軽にお越しくださいませ。
シミュレーションやプラン決定後、マウスピース作成段階まで費用はかかりません。
またマウスピース矯正対象症例だった場合はワイヤー矯正のご案内も可能です。
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