歯がなくなるとどうなる?
日本人が歯を失う原因 第一位は歯周病です。
近年、日本人の歯への関心はますます高まり、歯周病にならないように予防する方が増えてきていますが、そもそもなぜ歯を失ったらいけないのでしょうか?
また、歯周病に限らず歯を失ってしまった場合どうしたらいいのでしょうか?
今回はそんな疑問について徹底解説したいと思います!
通常あるべき歯が部分的または完全に失われている状態を欠損歯といいます。
欠損歯には2種類あります。
先天性欠損歯:生まれつき乳歯や永久歯が元々存在しない状態 ※原因の多くが遺伝によるもの
後天性欠損歯:外傷、虫歯、歯周病などが原因で歯が抜けたり、抜かなければならなくなった状態
原因
虫歯
進行した虫歯は歯の構造が大きく損ない、最終的に歯を抜かなければならない場合があります。
歯周病
歯周病は、歯を支える骨や組織を破壊し、歯が抜け落ちる原因となります。
外傷
特に前歯は、交通事故やスポーツなどで歯が折れたり、抜け落ちたりすることがあります。
歯ぎしりや噛み合わせ
長期的に歯に過度な力がかかると、歯が損傷して欠けたり、抜けたりするリスクが高まります。
全身的な健康問題
糖尿病や骨粗鬆症なども、歯周病や歯の喪失リスクを高めることがあります。
また、加齢とともに歯を失うリスクは高まり、歯科クリニックで定期的なメンテナンスに通っていない方も痛みが無くても歯の問題が知らず知らず悪化し、抜歯の選択肢しか残されていないこともあります。
欠損歯があると
欠損歯があると、噛み合わせのバランスが崩れたり、隣接する歯が移動して歯並びに影響を与えたりします。顎関節症が発症することもあります。また、審美的・心理的な面でも問題が生じるため、欠損歯には被せ物(補綴)治療が必要となることが多いです。
欠損歯を補う被せ物の治療を欠損補綴といいます。
治療法
入れ歯(義歯)
⭕️メリット:比較的短期間で作成できる、清掃性が良い
✖️デメリット:しっかり咬みにくい、異物感が大きい、何度も調整が必要になることがある
ブリッジ
⭕️メリット:着脱の必要がない、異物感が少ない
✖️デメリット:健康な両隣の歯を削る必要がある
インプラント
⭕️メリット:自分の歯と同じようにしっかり咬むことができる
✖️デメリット:費用と期間がかかる、外科手術が必要となる
上記の内容以外にも、入れ歯の中でも自費と保険があったり、インプラントもそれぞれのクリニックで費用やメンテナンスの内容に差があったりするため、セカンドオピニオンなど情報収集をしてから決めましょう。生活スタイルや口腔内の状態に合わせて担当の歯科医師と相談の上決めると良いと思います。
当院では患者様の歯を守る第一選択としてインプラントをご提案させていただいております。シェア率No. 1のストローマンを使用しております。もちろん、患者様の口腔内の状態はそれぞれ違うため、それも含めて患者様のご希望に合わせた治療を行えるようしっかりとしたカウンセリングを行なっております。
お悩みがある方は、まずはご相談からお待ちしております♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!